PuTTYgenによって作成された.pkkファイルをopensslで利用するために.pemに変換する方法と、接続確認までの手順をメモします。
PuTTYのインストール
.pkkファイルを.pemファイルに変換するには PuTTYgen が必要です。
インストールされていない場合はHomebrewでPuTTYをインストールします。
Homebrewがインストールされていない場合は[mac]MacPortsからHomebrewに移行する を参考にHomebrewをインストールしてください。
HomebrewでPuTTYをインストールするコマンド
brew install putty
.ppk から .pem への変換方法
以下は例として、sshkey.ppkからsshkey.pemに変換するコマンドです。
puttygen sshkey.ppk -O private-openssh -o sshkey.pem
鍵にパスフレーズがかかっている場合はEnter passphrase to load key:と聞かれますので、パスフレーズを入力してください。
上記のコマンドが成功するとsshkey.ppkと同じディレクトリにsshkey.pemが生成されます。
接続確認
変換後の.pemファイルでsshに接続できるかテストしてみましょう。
ssh [IPアドレス] -i [.pemファイルの場所] (-l [ユーザ名] -p [ポート番号])
例として以下の環境の場合のSSH接続コマンドを記載します。
| key | value |
|---|---|
| IPアドレス | 203.0.113.1 |
| .pemの場所 | ~/.ssh/sshkey.pem |
| ログインユーザー | sshuser |
ssh 203.0.113.1 -i ~/.ssh/sshkey.pem -l sshuser
変換前の.ppkにパスフレーズが設定されていた場合は、.pemにも同じパスフレーズがセットされていますのでパスフレーズを聞かれます。
