【近況】技術メモの保存先をGistBoxからBoostnote+HappyQualityへ

Boostnote + Happyquality

このブログはもともと技術的なメモを残すのに書いていたのですが、スニペット*1 管理サービスのGistBoxを使うようになってから、めっきりブログを書かなくなってしまいました。

前回の記事からなんと1年半・・・。
環境にも変化があったので近況を交えて記します。

さよならGitbox

愛用していたGistBoxが2017年12月1日をもって終了するとのこと。
公式ではCacherという別のサービスに移行を促しているので試してみましたが、特に便利になるわけでもなく、サブスクリプション契約は価値が無いと思い、別の移行先を探していました。

スニペットの管理ツールに求める機能は、

  • ソースコードを簡単にコピペできること(軽く動作して手間がかからないものがいい)
  • マークダウンでメモを付けることができること(補足説明やリンクも貼りたいので)
  • プライベートで管理できること(パブリックでもいいのですがコピペした後に案件の守秘義務に配慮して変数名とか変えなきゃなので面倒なので)
  • メンバーで共有できること

これらがどうしても欲しいところ。

第1候補にQiitaの運営元が開発しているKobitoを検討したのですが、Dropboxでソースを共有するためには月額がかかるプレミアプランが必要とのことでやめました。

CacherにせよGistBoxにせよ、スニペット管理ツールとしてはすでに出来上がっているアプリなので、これから先の機能改善はあまり期待できないように思います。些細な金額ですが進化の期待できないサービスにサブスクリプション契約するのは抵抗があります。*2

Cacherはサービスでデータをホストしてくれるのでストレージ代と思えばまだ納得できますが、KobitoはDropboxを利用した共有ですのでそれもありません。フリープランの機能制限を解除するために毎月費用がかかるのはどうかなって思ったんです。*3

あれこれと探しているうちに、もっと素晴しい選択肢を見つけることができました。

こんにちはBoostnote

ローカルストレージを使用するスニペット管理ツールのBoostnoteを試してみたのですが、これが大正解でした。

まず、ローカルストレージを使用するのでWEBサービスのGistboxと比べると格段に軽快に動作します。

マークダウンでノートを作れますし、コピペしやすいコードのみのスニペットも作ることができます。カテゴリも分けることができ、タグ付け、検索にも対応しています。

そして何よりBoostnoteの素晴しいのはスニペットを保存する場所を選択できることです。
もちろんDropboxやiCloud Driveのディレクトリでも指定できるので、問題なくメンバー間で共有できました。

複数の保存先をフォルダのように追加できるので、例えば社内用ストレージ、プロジェクト別のストレージ*4 など、用途ごとに共有相手を変えることもできます。

そしてHappyQualityブログには

株式会社アスタは今年の9月から受託の割合を減らして、自社サービスの開発と自社案件へシフトするための舵取りをしました。

一番ブログを一生懸命書いていた2012年。
本格的に株式会社アスタとして事業を始めたのもこの年ですが、このころはブログからお問合せを頂いたり、案件のご相談をいただくことが結構ありました。*5

弊社がもっともお世話になっているリ・クリエーションとの出会いも、このブログがきっかけでした。1件の小さな案件をきっかけに、次々に大きな案件にステップアップしていき、地方では経験できないような大きなプロジェクトを数え切れないほど経験させていただきました。

おかげで多くの経験を積むことができ、技術的に大きく成長しました。
圧倒的な場数を踏むことでお客様が使いやすいシステム設計やUI、そして無駄のない効率的な開発に自信が持てるようになりました。

この貴重な経験を活かして、もっとも身近な中小企業にこそ(システムだけでなくネットやPCの活用など広い意味での)ITを使ってもらいたいんですよね。

「こんなことで困っているんだけど、何かいい方法無いかなあ?」

そう聞かれた時にドラえもんのように「ITを使えばこんなことができますよ」と、どんな問題も解決できる会社にしたいのです。

なのでHappyqualityブログには、一般企業のWEB担当の方や社内インフラ担当の方など、普通の人よりもちょっとITに詳しい方に役立つネタを描いていきたいと思います。何かお聞きになりたいことがありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。

そういえば、2008年にこのブログを始めた頃はEC-CUBEの1系をガッツリ触っていて、頻繁にコメントやお問合せをいただいていたんでした。
自分自身が「普通の人よりちょっと詳しい」くらいでしたから、ちょうど同じような境遇の方の役に立てたんでしょうね(笑)
あの頃のように、沢山の方に読んでいただける記事を書けるように頑張ります。

  1. スニペットとは使い回しできる断片的なコードのことです。よく使うコードや、やっと上手くいったナイスなコードを書き溜めて、辞書のように再利用しやすくしてくれるのがスニペット管理ツールとかサービスというわけです。 []
  2. AdobeCCやJetbrainsのIntelliJ IDEA Ultimateなどは日々進化が感じられるので価値があると思っています。 []
  3. Kobitoが単発課金での機能制限を解除だったらよかったのですが。開発にはコストがかかるので有償でいいのですが、機能制限解除に月額を取るのはどうなの?と。一生懸命KobitoからQiitaへ記事を上げてくれる方はQiitaにとってはコンテンツメーカーなわけですから、お金を取る対象というより優遇する対象なのでは?と思うのです。画像をたくさん上げてくれるユーザもありがたいコンテンツメーカーなので、プレミアム契約でアップロード無制限というのも違和感を感じます。Qiitaは素晴しいサービスなので、記事の投稿割合が少ない人には広告を表示して、投稿が多い方は広告非表示でプレミアム機能が使えるようにするとか、受益者(私も)負担、与益者還元できるようにでなったらいいですね。 []
  4. プロジェクト単位で社外のメンバーが入ったりするのでNDA対策 []
  5. のちに忙しくて更新しなくなってからはアクセス数とともにブログからの連絡も消え去っていくのですが・・・~ ~; []
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