概要
EC-CUBEを2.3.3にアップデートしたことでclass_extendsに行ってきたカスタマイズをどう復元しようか悩んできたわけですが、「まあこの方法でいいや」っていうところまでたどり着いたので、メモしておきます。
手順は以下のとおり
- カスタマイズしたファイルの洗い出し
- 洗い出したファイルの親クラスが更新されているかdiffでチェック
- 変更点が無ければextendsクラスを上書き。あれば、extendsクラスに変更点を追加。
現時点でこれよりいい方法が浮かばないのでこれでいきます。
準備
diff(Difference)をチェックできるツールを用意します。
僕はDF(Windows95/98/Me / ユーティリティ)を使っていますがお好きなツールでOK。
どのファイルのどの箇所が変更されているのかチェックできればなんでもいいです。
カスタマイズしたファイルの洗い出し
diffでどのファイルをチェックすればいいか把握するためカスタマイズしたファイルを洗い出します。
僕の場合は3,4つくらいしかないんで覚えてますが、たくさんある場合はリストにした方が後の作業が楽だと思います。
親クラスに変更があったかチェック
これ、前提条件ですけどアップデート前のファイルは残っていますよね?
まさかバックアップとってないとかありえないですよね?
うん。そんな人いるはずないよね。つづけます。
旧バージョンの/data/classと新バージョンの/data/classをDFのフォルダ比較でチェックします。
変更されているフォルダ・ファイルは色づけされているので一目瞭然ですね。
extendsファイルを上書きor編集
洗い出したファイルの親クラスのファイルに色がついていなければclass_extendsの子クラスのファイルをそのまま上書きしてOKです。
もし色がついていればそのファイルをダブルクリックして開くと、今度はファイルのdiffが開きますので変更されている部分を抽出して新バージョンの対象ファイルを編集してください。