BoostnoteからWordPressに記事を投稿する。

JWT(JSON Web Token)を使う方法もあるけど、JWTに対応するためのJWT Authentication for WP REST APIのDescriptionが.htaccessを使用したApacheの設定方法しか書かれていなかったので、Nginxを利用している私はユーザ認証で利用することにした。

Application Passwordsプラグインをインストール

WordPress管理画面メニュー > プラグイン > 新規追加 からユーザにアプリケーションごとのパスワードを発行することができるApplication Passwordsというプラグインを検索してインストールする。

Application Passwordsで発行されたアプリケーションパスワードは、REST APIやXML-RPCなどのAPIリクエストの認証のみに使用でき、通常のサイトログインはできないため、漏洩したときの被害を限定することができる。
また、パスワードが不要になればアプリケーションごとに即座に削除できる。

WordPressのユーザにアプリケーションパスワードを生成する

WordPress管理画面メニュー > ユーザ > ユーザ一覧 > 編集 を開き、最下部に追加されているApplication Passwords というセクションの入力欄に、アプリケーションの名前(Boostnoteなど)を入れてAdd Newする。

※導入しているプラグインの構成によってはApplication Passwordsのセクションが最下部ではないこともあります。

すると4桁ごとに区切られたパスワードが表示されるのでこれをコピーしておく。

このパスワードは1度しか表示できないため、もしコピーに失敗するとRevokeして再度追加するはめになる。
BoostnoteのBlog投稿がうまくいくまで表示し続けることをおすすめする。

Boostnoteのブログ投稿設定

Boostnoteの設定メニュー(MacならCmd + ,)を開く。

ディレクティブ 設定値
ブログの種類 wordpress
ブログのアドレス https://[自分のブログのドメイン]/wp-json
認証方法 ユーザ
パスワード 先ほど発行した4桁ごとに区切られたパスワードをコピペ

を設定して保存する。

投稿確認

Boostnoteを3ペインにしているのであれば、真ん中の記事タイトルが表示されている箇所を右クリックして、ブログを公開を選択するとWordpressに記事を公開してくれる。

成功すると以下のようなポップアップが表示されるので、Open Blogで投稿されたブログを開くことができるし、確認ボタンで閉じることができる。

ちなみにMarkdownを解釈するプラグインが入っていなくても、きちんとHTMLに置き換えられたコードが転送されているように思えた。

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